白色から青色申告にするために会計ソフトを導入するか?
税理士としてはまだまだ若手です。
お笑い大好き、やんちゃでマイウェイをゆく息子と男勝りで世話好きな娘がいます。子煩悩な夫と4人家族です。 学生時代から大好きだった街、吉祥寺に事務所を構えています。
こんにちは!税理士のうばとしこです!
週末は久しぶりに上野動物園に行ってきました。
象にゴリラ、キリンにライオン、北極熊やサイ、カバなど
見きれないほどたくさんの動物が集まる聖地!
さすがに行楽日和は混雑してますね!
一番面白かったのはゴリラかな。
真っ黒だから日差しが暑いのか、白い布を頭からかぶったり、
お得意のウッホウッホポーズで走り回ってくれていて、
子供からも大人からも大歓声を浴びていました。
3月15日は青色申告の承認申請期限です。
3月15日は、確定申告の申告期限であると同時に
個人事業の方の青色申告の承認申請の期限です。
まだの方は所得税の青色申告承認申請書を提出しましょう。
この書類は発信主義なので、3月15日消印有効です。
迷っている人は、ここからダウンロードして必要事項を記入、
所轄税務署に郵送するか持参してください。
(もちろんe-taxなどインターネットでも手続き可能です)
こういう書式です。
承認申請できる人
不動産所得、事業所得、山林所得がある人です。
ただし、不動産所得の方は規模によって控除金額が異なります
不動産貸付の事業的規模の基準は5棟10室が目安といわれます。
独立した家屋であればおおむね5棟以上、
マンションなどの部屋であればおおむね10室以上という基準です。
事業的規模であれば65万円、そうでなければ10万円の青色申告特別控除
と考えるのが一般的です。
青色申告の要件
正規の簿記の原則で取引を記帳し、その帳簿類を保存すること。
貸借対照表、損益計算書、所得の明細書の作成、
申告書を法定申告期限までに提出するなど、
クリアするのは決して難しくないのが青色申告の条件です。
記帳に自信がないという方も、会計ソフトの導入、
ソフトの初期設定のやり方により、
継続して簡単に記帳することが可能になります。
そして、必要な帳簿書類を全て自分で作成することも可能となります。
会計ソフトを導入してまで?と考えるなら
例えば65万円の青色申告特別控除相当分を税額に換算すると
下記のように考えることができます。
所得金額から所得控除金額を差し引いて税額を計算しますから、
基礎控除38万円を差し引いて考えてみましょう。
(650,000-380,000)×5%(所得税の最低税率)=13,500円
要するに、青色申告をすれば650,000円の部分が0円となるわけですから
13,500円の節税ができることになります。
これはあくまでミニマムの数字です!
その金額(上記では13,500円)で
会計ソフトを購入するという選択肢が生まれますね。
しかも、会計ソフト購入費は経費になります。
クラウド会計ソフトなど、年間使用料が1万円に満たないケースも
あります。
検討する価値は、十分にあります!
ポイントは会計ソフトの初期設定にあり
会計ソフトを導入しても、なかなか継続して活用できないという方が
いらっしゃいます。
継続して活用できないのは、初期設定でつまづいているケースがほとんどです。
「初期設定」だからこそ、自己流でいいのかどうか不安です。
そのまま走り始めていいのかの確証もないままで・・・。
だから、釈然としないままソフトの使用をためらうようになり、
継続できなくなってしまう、ということが多くみられます。
次回は、この会計ソフトの初期設定について
触れていこうと思います。
では、また!
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税理士としてはまだまだ若手です。
お笑い大好き、やんちゃでマイウェイをゆく息子と男勝りで世話好きな娘がいます。子煩悩な夫と4人家族です。 学生時代から大好きだった街、吉祥寺に事務所を構えています。