もっと知りたい!iDeCoのこと!今必要なのは、1円でも多くの所得控除ではないですか?
税理士としてはまだまだ若手です。
お笑い大好き、やんちゃでマイウェイをゆく息子と男勝りで世話好きな娘がいます。子煩悩な夫と4人家族です。 学生時代から大好きだった街、吉祥寺に事務所を構えています。
こんにちは!税理士のうばとしこです!
さて、iDeCoについては、昨年、ほんのさわりだけ、その特徴について記事にしました。
今年に入って、iDeCoに入らなきゃ!と焦っている方、たくさんいらっしゃると思います!
でも、まだよくわからないし、調べる時間もなくて・・・。と後回しにしていませんか?
けれども、早い時期に加入するばするほど効果が高いのがiDeCo。
60歳に到達するまでに加入期間が10年以上ないと、60歳から年金をもらうことができず、年数によって先延ばしとなります。
それに、何と言っても所得控除を受けられるうちに目一杯受けておかなきゃ損ですよね!
実際にいくら節税になるのか?
例えば、こんな感じです。
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40歳
控除対象配偶者なし(共働き)
扶養対象の子供なし(3歳と0歳)
. ★加入資格と掛金の上限額はこちらで診断してみてください。
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というケースの場合。(掛金の上限金額は個々の状況により異なります)
・課税所得300万円の場合
iDeCo掛金/月 | 年間節税額 | 60歳までの節税額 |
15,000円 | 36,400円 | 691,600円 |
30,000円 | 72,800円 | 1,383,200円 |
50,000円 | 121,300円 | 2,304,700円 |
・課税所得500万円の場合
iDeCo掛金/月 | 年間節税額 | 60歳までの節税額 |
15,000円 | 54,800円 | 1,041,200円 |
30,000円 | 109,500円 | 2,080,500円 |
50,000円 | 182,500円 | 3,467,500円 |
・課税所得800万円の場合
iDeCo掛金/月 | 年間節税額 | 60歳までの節税額 |
15,000円 | 60,200円 | 1,143,800円 |
30,000円 | 120,500円 | 2,289,500円 |
50,000円 | 200,900円 | 3,817,100円 |
保険料控除とか、比較にならない額です!
こんなに大きな額の所得控除を新たに生み出す方法はなかなかありません。
. 今からでもぜひ!→84万円の所得控除↗️
. 定番ですが→医療費控除、してますか?↗️
加入時の注意事項
全額が所得控除、運用益は非課税、など、メリットはたくさん。
. 詳しくはこちら→個人型確定拠出年金(iDeCo)でかしこく節税↗️
けれども、注意事項もたくさん、あります。
加入にはじっくり検討することが大事です!
1.選ぶ金融機関は、一つだけ。途中で変更可能だが、変更時に運用空白期間ができてしまう
2.掛金の変更は年に一度しかできない
3.特別な事情がない限り60歳になるまで引き出せない
4.運用リスクを負うのは加入者本人
5.管理コストがかかる
6.掛金の引き落としができなかった場合には後から納付できない
7.加入者本人の所得控除としてしか使えない
管理コストは金融機関によって様々
必ずしも手数料が安ければいい、というわけではありません。
運用リスクや商品の内容を吟味して、これが最適だと思える商品に
めぐりあいたいですね!
けれども、まずは手数料を比較したい!という場合、
こんな比較をしてくれているサイトもあります。(随時更新されています。)
こんな手順でiDeCoデビューしようと思います
私の場合、こんな手順で商品を探してみようと思っています。
1.手数料が安く、安心できる金融機関を5社選ぶ
2.それぞれの窓口に行って相談
3.無理のない掛金がいくらなのか、月々の家計簿を参考に決める
4.加入する
定期的な見直しが大事!!!
どんな人でも、これから先の将来、
どんな風に自分の所得状況が変わっていくかわかりません。
ですから、一年に一度、見直しをする。
掛金の変更は4月〜3月の間に一度だけ、できますから
確定申告が終わった後に検討し、4月に変更する、というような
定例行事として考えておくのがいいと思います。
マメな見直しがポイントだと思います!
★参考記事→もう、社会保険料控除で迷わない!↗️
では、また!
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税理士としてはまだまだ若手です。
お笑い大好き、やんちゃでマイウェイをゆく息子と男勝りで世話好きな娘がいます。子煩悩な夫と4人家族です。 学生時代から大好きだった街、吉祥寺に事務所を構えています。