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クラウド会計の入力が正しいのかどうかをざっくりチェックする5つのポイント

 
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税理士のうばとしこです。
税理士としてはまだまだ若手です。
お笑い大好き、やんちゃでマイウェイをゆく息子と男勝りで世話好きな娘がいます。子煩悩な夫と4人家族です。 学生時代から大好きだった街、吉祥寺に事務所を構えています。
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起業して、クラウド会計を導入すると、経理のことについては問題解決!これでOK!と一安心するかもしれません。

 

ところが、

  • 入力した内容が果たして正しいのか?
  • 連携させたデータを全て登録できているのか?
  • お金の動きに、不足しているところ、重複しているところはないのか?
  • どれくらいの利益が出ているかを一瞬で確認するには、どの画面を見ればいいのか?

などなど、終わりが見えない・・・・といった悩みを抱えている方が多いです。

 

この記事でお伝えすること
クラウド会計を使用しているなら、チェックするべき5つのチェックポイント

※MFクラウドを例に説明します!

ポイント1:現金の残高はマイナスになっていませんか?

トップ画面で、左側のバーから「会計帳簿」にカーソルをあて、「残高試算表」を開きます。

すると、現金の残高を確認することができます。

上記でも、小口現金の欄がマイナスになっています。ほとんどの方は、ここがマイナスになってしまっています。

 

現金がマイナスということは、現実にはありえないことです。

 

そういった場合は、おそらく事業用のお金ではなく、他のお金を使って支払っていたり、現金で受け取った取引を入力していなったりします。

 

現金の残高がマイナスだったり、実際の金額よりもはるかに多い場合には、修正が必要です!

 

 

ポイント2:銀行預金の残高は合っていますか?

連携させている銀行預金、全て残高が合っていますか?

通帳の取引のなかに、プライベートで使ったものが含まれているから、残高は合うわけがない!と思っていませんか?

 

でも、それでは漏れがないか、ダブりがないかの確認をすることがめちゃくちゃ大変!になります。

必要な取引だけをピックアップするなら、はっきり言って連携しないほうがマシです!

 

だからと言って、プライベートの取引をいますぐ排除!と言っているわけではありません。

事業とは関係ない取引だということがわかるような仕訳を立てれば良いだけです。

 

ということで、銀行預金の残高が通帳の残高と合っていない場合には、修正が必要です!

 

ポイント3:売上の金額が正しいかチェックしましたか?

お客様からのお金の受け取り方は、様々です。

 

  • 現金で受け取る
  • クレジットカード会社を経由して受け取る
  • ペイパルなどの業者を経由して受け取る
  • 後日、振り込んでもらって受け取る

こんな感じで、受け取り方のパターンはたくさんあります。

 

では、クラウド会計には、どのように入力していけば良いのでしょう?

現金で受け取った時

現金 10,000 / 売上 10,000

上記の仕訳を忘れる方がたくさんいます!

実際に現金を銀行に入金した時に売上を計上するのでは、間違いです!

 

現金で受け取った時、レジで記録をしているか、領収書を発行しているでしょう。

なので、レジペーパーや領収書と照らし合わせて、全て入力できているのかどうか確認します。

 

クレジットカードを経由して受け取った時

クレジットカード会社から取引の明細が届きますので、その明細で確認をします。

 

ペイパルなどの業者を経由して受け取った時

ペイパルで入出金の記録をダウンロードできますので、その記録と確認をします。

 

後日、振り込んでもらって受け取った時

請求書を発行した日付で売上を計上します。

その際には、「売掛金 100,000 / 売上 100,000」という仕訳をします。

そして、実際に振り込んでもらった日に、「普通預金 100,000 / 売掛金 100,000」という仕訳をします。

 

漏れがなく、ダブりもない売上の証拠となるエビデンスとの確認をして、金額が間違っている(合わない)場合には、修正が必要です!

 

ポイント4:経費を月ごとに比較しましたか?

レシートから入力をしたものについては、レシートとの確認をするほかありません。

ただ、毎月支払っているような固定費(家賃、給料、保険料、リース料など)については、同じ金額が毎月出てくるはずなので、月ごとに比較をすれば間違いを発見しやすいです。

トップメニューの「会計帳簿」から、「推移表」を選ぶと月の比較ができます。

こんな感じで、月々の数字を比較することができるため、とても見やすいです。

 

ここで、固定費の金額が大幅に増減していたり、実態と合わない金額が表示されている場合には、修正が必要です!

 

ポイント5:未仕訳が残っていませんか?

トップ画面で、連携させている金融機関の明細が出てきます。

ここで、赤く「未仕訳」という表示が出ていたら、そこをクリックして何らかの処理をすることが必要です。

事業の取引ではないから、という理由で仕訳をせずにいると、いつまでもここが消えません。

そういった場合にはその取引自体を「対象外」とすることができます。(下図一番右のボタン)

 

というわけで、未仕訳が残っている場合には、修正が必要です!

 

チェックだけは税理士に依頼するのが時短!

クラウド会計が浸透してきて、最近増えているのがクラウド会計に入力したデータのチェックをしてほしいというご相談です。

 

顧問契約をせず、スポットでも相談を受けています!

領収書整理会でも、簡単な質問にはお答えしていますので、お気軽にどうそ♪

 

ご自身で経理をやっていきたい、でも確認作業には自信がないという場合には、ぜひご相談くださいね!

 

 

では、また!

今回ご紹介したのは、MFクラウド

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