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もっと面白い文章の執筆できる税理士になりたい…!そんな一心で勉強中。〜明日のライターゼミ受講レポ〜

 
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税理士のうばとしこです。
税理士としてはまだまだ若手です。
お笑い大好き、やんちゃでマイウェイをゆく息子と男勝りで世話好きな娘がいます。子煩悩な夫と4人家族です。 学生時代から大好きだった街、吉祥寺に事務所を構えています。
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こんにちは!うばとしこ(@ubatoshiko)です!

夏くらいから、もっと上手に文章を書けるようになりたくて、ライティングの勉強をしています。

 

私が大好きなブロガーさんで、高桑のり子さん(「シュフー知恵袋」というすっごく面白いブログを書かれている)がブログ運営についてお話をされるということで、その動画を見たい!というのがきっかけでした。

のり子さんのお話は、ブログを書くことの本質を教えてくれて、ブログのお決まり文句で鼻くそ飛ばしちゃいそうなくらい面白かったです…!

 

のり子さんの登壇を主催されていた「明日のライターゼミ」のことは全く知らなかったのですが、これをきっかけに興味を持つようになりました。

  • 明日のライターゼミとは・・・・西島知宏さん主催の「書く」を学ぶ講座。
  • 西島知宏さんとは・・・2003年電通入社、コピーライター・CMプランナーとして勤務。2007年退社し、BASEを設立、奈良新聞社取締役就任。2015年、Webメディア「街角のクリエイティブ」を立ち上げ編集長に就任。著書『思考のスイッチ〜人生を切り替える11の公式〜』は日韓で発売。ニューヨークフェスティバル、スパイクスアジア、アドフェスト、TCC賞など国内外で受賞歴を持つ。

そのゼミで先日、岩崎夏海さんの講義がありました。

岩崎夏海さんといえば、あの大ヒット作「もしドラ」の著者。


もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら

 

あまりに淡々とお話をされるので、途中笑ってもいいのか戸惑いながら、あっという間に時間が過ぎるほど引き込まれるお話でした。

 

日本語という言語の特徴

シェイクスピアが4000年前に書いた文章は、英語で書かれているため現在も読むことができます。けれども、日本語で書かれた文章は、その1/10の期間である400年前の文章ですら、現代の人が読むことはとても難しい。400年前といえば1618年ですから江戸時代。その当時の日本語を、現代の一般人がすらすら読むということが至難の技だというのは本当ですね。

 

そもそも日本語は、大和言葉と漢字が合わさってできた言葉。その成立ちから推測しても、日本は諸外国の外来文化から影響を受けやすい国であるということが言える。影響を受けやすいということは、常に変化しているということ。文化が常に変遷していたら、言葉も変遷していくのは当然の流れだというお話です。

 

チョベリバとかチョベリグってもう死語ですけど、当時は大流行だったし、今だって若者特有の造語が流行るのはいつの時代も感じていること。実は、そのこと事態が日本の文化なんだと。

 

それなら、長く将来にわたって読まれる言葉ってどんな言葉なのか?

翻訳言葉(海外の本を翻訳した時の言葉)には長く読まれる傾向があるそうで、課題図書として筒井康隆さんの「馬の首風雲録」を読みましたが、50年前の文章とは思えないほど古びた感じもなく、引き込まれる良書でした。

 

そういった、良質な文章を読み解くことで、自分の文章を磨いていく努力が必要。

 

文章を劇的に磨くたった一つの確実な方法とは?

良い文章を、まるうつしする(写経する)こと、パクること

これに尽きる。ということでした。とにかく、書いて、写して、パクる。

 

良い文章は1日にしてならず。ですね。

 

良い文章とは?

  1. テーマがいい
  2. 切り口がいい
  3. 文章がいい

と三拍子。

テーマはやっぱり時々のニュースとか、皆が興味のある内容がベスト。

同じニュースでも、切り口を変えて考えてみる。他の人が言わないような視点を持つということが大切。

表面上の情報から読み取れる裏の情報、みたいな切り口のお話もありました。

 

秋元康さんに師事していたという岩崎さんは、ここで秋元さんの言葉を引用されていました。

5分遅れの時計より、止まっている時計

5分遅れの時計は永遠に正しい時間を指すことはないけれど、止まっている時計は、1日に2回正しい時刻を指す。という意味。ふ、ふ、深い・・・・。

 

文章がうまいとは?

  1. わかりやすい
  2. 美しい
  3. リーダビリティが高い
  4. 世界観がある
  5. 構成がいい

文章は、まず自分が理解していなければ人に理解してもらうことはできない。そりゃそうだ、って思うけど、理解しているつもりになっているライターも多いと。これは感じたことある・・・し、反省したことも・・・ある。

 

美しい文章って、目で見て感じる人と、耳で聞いて感じる人がいるらしく、その両方を兼ね備えることが大切だとのこと。

 

目で見るのは、まさにページをパッと開いた時、視界に入ってくる文章の塊の姿だけど、耳で聞くってどんな?

 

耳で聞くっていうのが腑に落ちた例え話。

ボクシングで、ボクサーが左右の手を交互にシュッシュッシュッシュってやってると、相手はそのリズムに乗って体を避ける準備をする。しばらくするとそのリズムが心地よくなってくるけど、いきなりそのリズムに逆らって、次に出てくるはずの手の逆の手でパンチがきた!!!ってなると、そのパンチによるダメージが大きいっていう例。

 

この例はダメージだけど、文章の中に決めパンチが出て来たら、読まずにはいられない、注目の一文になる。

いいリズムで刻んでおきながら、ちょっとハズす。これが良いリズム。

お経や第九が心地よいのも同じ。

 

その他、リーダビリティが高い文章とか、世界観があるっていうことについても丁寧な説明がありました。

 

構成とは?

  1. 導入
  2. 状況説明
  3. 主人公に起こるトラブル、もしくは主人公の行動
  4. それによる思わぬ結果
  5. その結果に対して主人公はどうするか?
  6. 主人公のリアクションによる最終的な状況
  7. 結論

そして、これがめちゃくちゃ大事。

全ての文章は「〇〇は××だ」という「結論」を伝えるための手段である

はい。です。笑

 

この、構成についてのお話のあと、課題が出て、私は10分間という短時間ではこの最重要な結論を出すことができず、撃沈。

最後に

むずかしい。文章を書くのって、本当にむずかしい。奥が深い。

まだまだ学ぶことがたくさんありそうで、今後の受講も楽しみです。

今まで学んだことがないことを改めて勉強するのって、本当に楽しいです。

 

そして、明日ゼミの皆さんとの交流も実は楽しみの一つです。

行ける時は懇親会も参加してますが、ライターの方がこんなに集まる場所に来たことがないので、すごく刺激的です。

 

今後も楽しみながら受講していこうと思います!

 

では、また!

 

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