財務諸表論受験時代の恩師
税理士としてはまだまだ若手です。
お笑い大好き、やんちゃでマイウェイをゆく息子と男勝りで世話好きな娘がいます。子煩悩な夫と4人家族です。 学生時代から大好きだった街、吉祥寺に事務所を構えています。
こんにちは!税理士のうばとしこです!
今日、とても嬉しいことがありました!それは、恩師との再会(Facebook上ですが)!!
私の税理士初合格科目は財務諸表論でした。
1年目は簿記論のみを受験、
2年目も簿記論のみを受験、
3年目は簿記論と財務諸表論を受験して、その年に財務諸表論に合格。
つまり財務諸表論には1年で合格したわけですが(簿記論はここからまた数年かかってやっと・・・)、その後の税法科目も含めて、1年で合格できた科目は結果的に財務諸表論だけでした。
今振り返ると、この科目を教わっていた先生との出会いがなかったら、おそらくそれ以後も税理士試験を受験し続けることはなかったような気がします。
その先生には、財務諸表論の合格後にも進路の相談をしたり、税理士としての生き様を見せていただいて、とても励まされました。
それからずっと疎遠になっていて、税理士登録した報告すらしていなかったのですが、10月号の『会計人コース』において、先生が執筆されているのを発見。(それ以前の号にも頻繁に執筆されていました)
11月号では私も執筆させていただき、勝手にご縁を感じていた矢先・・・。
つい2日ほど前、Facebookでその先生からお友達申請をいただいたのです!
え?どうしてだろう?と半ば不思議な気持ちになりました。
なぜなら、当時は独身だったので旧姓しかご存知ないはずだし、ヘアスタイルやメイクの雰囲気もだいぶ違うはず。
あの時の教え子だとわかって申請してくださったのかな?
それとも他の税理士先生(共通の友達)とのつながりで申請してくださったのかな?
「覚えていてくださってありがとうございます!」と書いて、違和感を抱かせてしまってもなぁ・・・・。
と若干迷いながらも、「お友達申請ありがとうございます!」とメッセージを送らせていただきました。
すると、「お久しぶりですね」というお返事が!!!
一受講生だった私を、覚えていてくださったんだーーー!!!!と感激してしまいました。
税理士受験の予備校には、毎年数百人の受講生がいるはずだし、かれこれ10年も前のことだし、覚えているわけないと私が勝手に思い込んでいたようです。
先生は、今でも教え子と税理士として一緒に仕事をしたりしているんですよ!ともおっしゃっていて、先生のお人柄をまた感じた一言でした。
今でも強烈に覚えている先生のお話があって、それを思い返しています。
自分よりずっと実績のある方が今もなお勉強し続けているのだから、未熟な立場の私たちが怠けている時間などありません。
という言葉です。
税理士になっても論文などを書くために勉強し続けていて、本質を追求しようという熱意に溢れた先生でした。
今は、研究者・教育者、経営者、税理士という複数の立場でご活躍されているとのこと。
私はまだまだ先生以上に勉強していかなければならないな、と改めて気持ちが引き締まる思いです。
先生との再会にはきっと意味があるはずだなーと、考えている次第です。
これは税理士受験生にしかわからない話ですが、この先生は、答練をスタートする際、毎回、本試験と同じ注意事項を全て読み上げていらっしゃいました。
本試験での臨場感を味わうためです。本番でも緊張することなく実力を発揮するためです。
なるほどーと思っていましたが、さすがに毎回毎回、長々と本試験の注意事項を読み上げるのはちょっとなぁ。。。なんて思ったことも(笑)
でも、これが本当に効果的だったのです!
注意事項を読み上げる間に、どんなことができるか。例えば問題用紙をじっと見つめて透視さながらに問題文を読み取るとか(見えないけど)、ページ数からどんな類の問題かを想像するとか、回答用紙の枚数や形式から理論の文章の長さを予想するとか、そういったことの実践練習が自然にできるようになっていたからです。
先生はそれも全て想定内で、受講生の知識だけでなく、試験への実践力を磨いてくれていたのだと思います。
その後の受験科目でも複数の先生方にお世話になりましたが、この先生以外にこういうやり方をする先生は一人もいらっしゃいませんでした。
色々思い出すと懐かしいです。
でも、こうやって再び、何らかの形で繋がることができたこと、今の時代だからこそですよね!
先生!私もこれからまた、頑張ります!!!
では、また!
.
税理士としてはまだまだ若手です。
お笑い大好き、やんちゃでマイウェイをゆく息子と男勝りで世話好きな娘がいます。子煩悩な夫と4人家族です。 学生時代から大好きだった街、吉祥寺に事務所を構えています。