確定申告だけで終わらせないで！個人事業の方が毎年この時期に絶対にやっておくべきことがあります。

 

こんにちは！税理士のうばとしこです！

道すがら、色々なお花が咲いているのを見かけるようになりました。

色とりどりの花壇を見ると、心が安らぎます。

 

 

さて、確定申告作業真っ最中！という方も、

今からやるよーという方も、

 

領収書の整理や、収入金額の集計、外部への支払いの集計で

いっぱいいっぱいになっていませんか？

 

特に毎年ギリギリになってからしか時間が取れない方は

申告書を提出したら来年まで見返すこともない、

なんてことに陥りがちです。

 

今日は、

税金を納めるためでもなく、

税金を還付してもらうためでもなく、

確定申告書の提出期限を守るためでもなく、

便宜上必要な対外的な資料を作るためでもない、

 

 

自分のための確定申告にするために、

やっておくべき最も大切なこと

をお伝えします。

 

 

集計した数字を検証していますか？

目の前にある資料をただただ集計して数字を出していませんか？

いや、検算くらいはしてるよ、

お金の動きとも大差なかったし、

など、

 

目の前にある書類や、通帳の動きだけで

数字を固めてしまっていませんか？

 

それだけで、果たして正しい数字だと検証したことになりますか？

 

利益率がどれくらいか把握していますか？

お仕事の請求をするとき、

外注費を払うとき、

必要経費の金額を検討するとき、

これくらいなら赤字にならないな、くらいの大まかな目安が

頭の中にあると思います。

 

同じ人が同種の仕事を継続している場合、

余程のことがない限り、利益率はそうそう変わらないものです。

 

変動があったのなら、その原因を認識しているか否かが

重要なポイントです。

 

定期的な経費が漏れていませんか？

例えば、家賃や光熱費は毎月計上されてますか？

保険料やリース料、機械のメンテナンス費用や電話代など

同じように継続して出てくるはずの経費が

漏れずに計上されていることをチェックしましたか？

 

また、極端に交際費が多かったり、

旅費交通費が少なかったり。。。

 

もしかしたら領収書が足りなくて、

どこかに忘れてしまっているかも？

 

今年の大掃除で気がつくなんてパターンは

絶対に避けましょうねー！

 

 

一年に一度のチェック機能として

上記のことは、日々のお金の動きでチェックすることが

とても面倒です。

 

一つのプロジェクトには入金と出金の時差もあるし、

同じ取引先とは、継続しているからこその

やりとりが多く発生していて、

一つをピックアップしても参考にならないことも。

 

だからこそ、作成するべき資料は、

年次比較

です。

 

一年に一度、同じ項目の数字を横に並べて

比較してみてください。

エクセルで作成すれば充分です。

 

 

売上が前年比どれくらいなのか？

家賃の金額は引っ越しや更新がなければ同額のはず

光熱費なども極端な差額は生じないはず

 

など、年ごとに比較してみると

違いが際立って、気がつきやすくなるのです。

 

 

直近3年、できれば5年

比較対象はずっと前から遡らなくても

3年〜5年でいいかと思います。

 

同じように仕事をしていても、景気に左右されている部分や

スケールメリットを生み出せている部分など

自己分析ができるようになりますよ！

 

まとめ

年次比較を作成したら、その際に来年の欄も作成して

目標値を入れてみましょう！

 

売上目標、

経費の予算、

外注費の目安など

 

数値化して、月割りにして具体化していくことで

1月の目標設定、

さらには１週間の目標設定をする際に

より鮮明なイメージを持ちながら行動できるようになります。

 

 

とはいえまずは確定申告、あと少しです！！！

 

 

 

★参考記事→確定申告関連記事まとめ↗

 

 

では、また！

 

 

 

 

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