キャッシュレス決済でお客様へポイント還元をする仕組みをわかりやすく解説します！

2020.07.26

WRITER

うば　としこ

　

この記事を書いている人 - WRITER -

うば　としこ

税理士のうばとしこです。
税理士としてはまだまだ若手です。
お笑い大好き、やんちゃでマイウェイをゆく息子と男勝りで世話好きな娘がいます。子煩悩な夫と4人家族です。 学生時代から大好きだった街、吉祥寺に事務所を構えています。

詳しいプロフィールはこちら

こんにちは！夢をかなえるキャッシュフローパートナーのうばとしこです。

2019年から始まるキャッシュレス・消費者還元事業をご存じですか？

美容院やエステなど、店舗で直接お客様にサービスを提供していたり、お店で商品を売っている方は必ずチェックしておかなければならない国の取り組みです。

この記事を読めば、どんな内容なのか理解できます。理解できたら登録手続きへGO!ですよ。

動画でもお話ししていますので、こちらもどうぞ！

キャッシュレス・消費者還元事業が実施される期間

2019年10月～2020年6月までの9か月間限定の事業です。

消費税が10％に上がるタイミングに合わせ、消費が冷え込むことを懸念した取り組みとなります。

この期間は、これまで取り込むことができなかった客層を集客できるビッグチャンスだからです！

その理由とは・・・・？

キャッシュレス・消費者還元事業の制度の内容

• 一般の中小・小規模事業者が営むお店の場合
  キャッシュレス決済してくれたお客様へポイントが５％還元されます！

• 中小・小規模事業者に該当するフランチャイズ加盟店
  キャッシュレス決済してくれたお客様へポイントが２％還元されます！
• キャッシュレスサービスの加盟手数料については、この期間のみ国が1/3を補助してくれます。
• キャッシュレスサービスの導入のための端末購入はゼロ円でできます！

図は経済産業省「キャッシュレス・消費者還元事業の概要」から引用

補助の対象外となる事業者・取引

下記の事業者・取引は対象外です。ということは、下記に記載のない事業者・取引は対象になるということです。

図は経済産業省「キャッシュレス・消費者還元事業の概要」から引用

お客様はキャッシュレス決済でポイント還元ができなければ来てくれない

期間限定の取り組みであることから、ポイント還元できるお店の中からお気に入りのお店を探し出し、実際に足を運んでくれる消費者が現れることは間違いないでしょう。

すると、今回の取り組みでポイント還元の対象とならない大店舗やフランチャイズ店舗に通っていた消費者が、ポイント還元のできる中小店舗に目を向けるようになります。

ということは、ポイント還元ができないお店からは消費者が遠ざかっていくリスクがあるということです。

もちろん、ポイントなど関係なく、お客様との信頼関係が構築できている方にしてみれば、大した問題ではないかもしれません。客離れなど恐れていないという方もいるかもしれません。

とはいえ、消費者にポイント還元という仕組みは、やはりその流れに乗るほうが得策なのかな？と思わざるを得ません。

まとめ

今日は、消費税10％への移行に伴う取り組み、「キャッシュレス・消費者還元事業」についてでした！

個人的な見解ではありますが、消費税10％は、景気の悪化を促すことになるでしょう。

その影響を最小限にとどめるためにも、時代の流れをうまく利用して、本当にサービスを提供したいお客様にたくさん出会えるチャンスだと割り切ってすすめていくのはいかがでしょうか？

では、また！

.