年4回の税務相談で、もう税金に振り回されない
税理士としてはまだまだ若手です。
お笑い大好き、やんちゃでマイウェイをゆく息子と男勝りで世話好きな娘がいます。子煩悩な夫と4人家族です。 学生時代から大好きだった街、吉祥寺に事務所を構えています。
こんにちは!税理士のうばとしこです。
昨日は、娘のお食い初めのお祝いをしました。
早いもので100日、産まれた時の倍以上の重さに成長しました!
大きな鯛とふるさと納税でいただいた毛ガニをメインに
盛大にお祝いしました!
飯沼会計事務所では、ほとんどのお客様と
電話やメールで常時連絡を取り合っています。
ちょっとしたことでもすぐに教えてほしいとお願いしているからですが、
この、「ちょっとしたこと」が実は大きな節税ができる手がかりとなったりします。
ですから、本音を言えば、最低月に1回は状況を知りたいというのが、我々の希望です。
ですが、少人数で事業をされていて、ほぼ外にでてお仕事をされている方の中には、なかなか連絡を取れない方がいると思います。
そういう方でも、
最低年4回の税務相談で税金に振り回されない体質をつくりましょう、
というお話です。
税理士は、情報がなければ良い提案をすることができません。
重要な情報を決算日の後にうかがっても、できることが限られます。
そんなもったいないことにならないよう、年4回のチェックを忘れないでくださいね!
税金に振り回される、というのはどういうことかと言いますと、
下記のような状態を考えています。
・ムダな税金を払っている=可能な節税ができていない
・税金を払うタイミングがコントロールできていない
毎年毎年、期限の迫った税金の納付書を見て
予期しない資金繰りに奔走している方がいらっしゃったら、要注意です!
1回目:決算書提出時
これはどんなに少ない方でも年1回必ず相談するタイミングかと思います。
決算書提出時とは、決算日から原則2ヶ月ですから、その時点で次の期も始まっていますね。
ここでは、たとえば下記のことを話題にしましょう。
・決算の内容
・納税金額、納税期日
・役員報酬の金額の変更
・役員変更の有無
・当面の売上げ予測
・予定している固定資産購入の話→消費税に大きな影響がある場合があります。
2回目:決算から半年が経った時
このタイミングは、前期と比べて大幅な業績の変化があったときなどに半期の納税を再考するチャンスの時期です。
また、大きな変化が無かったとしても、半期を終えた時点での業績は必ず話題にしましょう。
・半期の納税の有無
・業績の変化による申告の必要性
・決算までの業績予測
・節税策を検討
・予定している固定資産購入の話→消費税に大きな影響がある場合があります。
3回目:決算の2ヶ月前
ここでは、ほぼ決算一年のイメージができていると思われますので、そのイメージを伝えましょう。
・決算の予想数値
・予想数値を元にした納税の概算額
・納税時期の確認
・特例等の適用ができないかの検討
・特例等の適用がある場合に取り揃えるべき資料のこと
・予定している固定資産購入の話→消費税に大きな影響がある場合があります。
・保険金の受け取りなど、臨時の収入が無かったか
・その他、特殊な出来事の話
4回目:決算に関わらず、9月〜11月あたり
これは、個人の所得税についての節税を検討するためです。
個人の所得税は暦年で考えますから、決算が何月であろうと、この時期に相談をしましょう。
・所得控除がどれくらいとれるか
・今から間に合う節税策の検討
・ふるさと納税等の限度額を確認
・年末調整にかかる必要資料や期限等の再確認
せっかく税理士との顧問契約を結んでいるなら、最大限の節税をしたいですよね?
ポイントは、相談するタイミングです。
タイミングを逃してしまっては可能だったはずの節税策が使えません。
早め早めに状況を伝え、上手に節税していきましょう!
★参考記事→会計・税務相談をして良かったこと10選↗️
では、また!
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税理士としてはまだまだ若手です。
お笑い大好き、やんちゃでマイウェイをゆく息子と男勝りで世話好きな娘がいます。子煩悩な夫と4人家族です。 学生時代から大好きだった街、吉祥寺に事務所を構えています。