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個人事業主の生活費は給料?税金は?「事業主貸」「事業主借」の使い方

 
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税理士のうばとしこです。
税理士としてはまだまだ若手です。
お笑い大好き、やんちゃでマイウェイをゆく息子と男勝りで世話好きな娘がいます。子煩悩な夫と4人家族です。 学生時代から大好きだった街、吉祥寺に事務所を構えています。
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[speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”S_IMG_0500.jpg” name=”うばとしこ”]こんにちは!うばとしこ(@ubatoshiko)です。第4回領収書整理会での質問事項について書きますね!

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フリランサー、個人事業主の方が一度は彷徨うお話。自分の生活費、給料についてです。

 

脱サラして起業した方は、個人事業主になっても給料をもらうのが当然だと考えるかもしれません。

仕事して、お金をいただいているのだから、その中から自分の取り分をもらうのは当然のことですよね。

 

でも、実は個人事業主には、給料という概念がないのです!

 

・・・・・ガーン 😯 ・・・・

[speech_bubble type=”drop” subtype=”R1″ icon=”icon_business_man03.png” name=”オカムラ社長”]僕が法人にした理由は、その辺のお金の考え方が好きじゃなかったっていうのもあるんですよねー。 [/speech_bubble] [speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”S_IMG_0500.jpg” name=”うばとしこ”]確かに、給料という目に見える取り分がないのはなんとなく気持ち悪いですからね。ただ、法人と違って自由度は高いですよ![/speech_bubble]

 

個人事業主は、制限なくプライベートにお金を使える

 

個人事業主は、仕事のお金もプライベートのお金も全て自分のお金です。

もちろん、仕事用と事業主のプライベート用は分けて考える必要がありますが、給料がない代わりに、仕事で得たお金をプライベート用に使うことに制限はありません。

 

好きな時に、好きなだけ使うことができるというわけです。

 

法人の場合は、社長であっても給料という形で個人に支払うことになりますから、額も決まっているし、支払いの時期も決まっています。

 

[speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”S_IMG_0500.jpg” name=”うばとしこ”]個人事業主はその分自由度が高いとも言えますね![/speech_bubble]

 

 

記録に残す時に使用するのは「事業主貸」という勘定科目

制限がないと言っても、記録には残さなければなりません。

 

例えば、お仕事用の銀行口座から、生活費として30万円を引き出したとします。

 

その際には、下記のような記録(仕訳)をしておきます。

 

「事業主貸」という勘定科目に馴染みがない方も多いとは思いますが、個人事業主特有の科目です。

 

お仕事用のお金を、プライベート用に引き出す際に使用します。

これが、個人事業主のお給料のような感じです。実際はお金を移動させただけなので、その金額に対して税金がかかるわけではありません。

 

「事業主借」はこんな風に使います

「貸」があれば「借」はないのか?

 

もちろん、あります。

 

 

プライベート用のクレジットカードで、プリンターを購入した場合などに上記のような記録をします。

 

事業主が仕事用のお金を立て替えた、という風に考えることができます。

 

 

事業主への生活費は、毎月一定にしておくのがミソ

事業主個人のお金と仕事のお金の出し入れについて自由度が高い分、キャッシュフローを把握するのが少し難しいのが玉にキズ。

 

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そこで、私のオススメは、給料と同じような感覚で、毎月、定額の生活費を移動させる方法です。

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なぜなら、際限なくお金を移動させてしまうと、お仕事用のお財布に残っているはずの利益がどれくらいなのか実態がつかめなくなってしまうからです。

 

毎月きっちり収支計算ができているのなら別ですが、そうでなければ、どれだけ余剰資金があるのかが見えていない状態でお金を使いすぎてしまうことにもなります。

 

その状態が続くと、慢性的に資金繰りが厳しくなりがちです。

 

そのためにも、月にどれくらいの利益が出るのかをざっくりでもいいので把握して、毎月の生活費をいくらにするのか決めておくことはとても大切です。

 

 

毎月の利益を知るためには、毎月の領収書整理

結局、ここにたどり着きますね。

年に一回、確定申告をするためだけの経理は、もうやめにしませんか?

 

なんのための経理なのか?

税務署のために行うのではなく、事業を運営していく上で必要な分析をするためです。

 

利益を把握して、それで初めて生活費の金額を設定することができます。

 

過去の領収書整理会の様子です。

 

第4回領収書整理会レポ

私が毎月開催している「領収書整理会」では、溜まりがちな領収書整理をする時間と場所の提供をしています。

 

それだけではなく、つまづいていた小さな悩みから解放され、スムーズに経理を進めていただけるよう、時間内であればどんな質問もお答えしています。

 

2018年5月からスタートした領収書整理会ですが、2018年8月9日に第4回目を開催しました!

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第4回領収書整理会へのご参加、誠にありがとうございました![/speech_bubble]

 

 

 

 

今日は、領収書の整理という作業が「痛み」から「快楽」に変わるには、どんな風に考え方をシフトしたら良いのか、というお話をしてから、具体的な方法などについて軽くセミナー形式でお話しました。

 

そこからは作業タイムとなるのですが、質問が次から次に上がってきて、その都度みなさん手を止めてお話を聞いているので、作業タイムながらの質問タイムとなりました。

 

[speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”S_IMG_0500.jpg” name=”うばとしこ”]

いつもと同じですね・・・笑[/speech_bubble]

 

ただ、その時間をこの会の醍醐味として感じてくださる方が多くて、本当に嬉しい限りです。

 

今回もみなさんに嬉しい感想をいただくことができました!

 

*参加者の皆様へ*会計ソフトのこと

参加者の皆様にお話した、会計ソフトについては下記にリンクを貼っておきますね!

 

  • 消費税の申告はできないけど、仕訳の登録などは使いやすいよ、とお伝えしたMFクラウド

 

  • 複合仕訳などで若干の使いにくさを感じるが全般には便利だとお伝えしたfreee

 

 

  • クラウド型ではないけど、抜群の機能性と、初心者でも安心の弥生会計

 

 

では、また!

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