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何事も諦めずに粘り強く。2018年もよろしくお願い致します!

 
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税理士のうばとしこです。
税理士としてはまだまだ若手です。
お笑い大好き、やんちゃでマイウェイをゆく息子と男勝りで世話好きな娘がいます。子煩悩な夫と4人家族です。 学生時代から大好きだった街、吉祥寺に事務所を構えています。
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あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いします!

 

さてさて、我が家のお正月エピソードをひとつ。

息子と娘を連れて3人で凧揚げをしに行った時のお話。

 

お正月だし、やっぱり凧揚げでもしようと近所の防災公園に行き、整備のおじいさんと子連れの一家族以外は誰もいない、ほぼ貸切状態の原っぱで息子に凧を持たせて遊んでいました。(写真はその平和なひととき)

強風だったため、あまりにも風の抵抗が強く、息子からバトンタッチされて凧の持ち手を握りしめながら、娘がチョロチョロ歩いていることについ気を取られ、うっかり手から凧の持ち手が外れてしまいました。

強風に煽られて凧はどんどん舞い上がりながら飛ばされて行きそうになった瞬間、私はダッシュで凧を追いかけて糸先を踏み止めようと必死に走ったけれど、まったくその甲斐はなく、凧は離れていくばかり。

ふと我にかえると、息子は買ってもらったばかりの大切なキューレンジャーの凧が飛ばされていくことに「ママー!!!凧が行っちゃうー!!!!」と半べそ、大声で叫んでいて、一方の娘は原っぱの真ん中にポツンと一人取り残されてママと兄がみるみる離れていく不安にギャン泣き状態・・・。

しばらく走ってはみたものの、もう無理だな、諦めようと思い、娘の元にダッシュで戻って振り返ると、凧が原っぱの木の枝に絡まって、それはそれは高く高く上がっている光景が広がっていました。

木に絡まっているところを見にいくと、3メートルくらいの高さの枝に絡まっていて、脚立がなければ到底届かない高さで、かつ強風だったため、届いたとしても再び飛ばされて、今度こそ遠くへ飛んで行ってしまうだろうと予想し、内心はほぼ諦めていました。

ただ、息子がその結末をどうしてくれるのかという顔で私を見ているし、実際、「どうするの?ママ、凧」と泣きながら何度も言うものだから、「仕方ないよ、諦めよう」とも言えず、どう決着をつけるか悩んだ結果、原っぱの整備のおじいさんに事情だけでも話して、木に引っかかったままで迷惑をかけることになることをお詫びしつつ、息子の手前、あれは難しいなーとおじいさんの口から言って欲しくて話しかけに行きました。

するとおじいさんは、「まずは見てみなけれりゃ始まらない」と言って現場に向かい、まさかとは思ったけれど木に登ろうとしてみたりするものだから、怪我でもさせたら申し訳なさすぎるし、木に登るなら私が登りますと言ってはみたものの相手にされず、「ここで待ってなさい」と言ってスタスタ歩いて行ってしまいました。

おじいさんは、私よりも小柄だったし、おそらく75歳くらいで歩くのも不自由そうでゆっくりだったし、私は全くおじいさんに凧を取ってもらおうなんて思ってもいなかったのに、おじいさんは自分ならできると言わんばかりに道具を取りに向かったのでした。

戻ってきたおじいさんが持ってきたのは、ただの棒で、枝を切ったりとか引っ張ったりできるようなものでもなかったので、「いやー、それは無理だよ・・・・」と内心は思っていたけれど、おじいさんは全く諦めずに、その棒を使ってなんとか凧を外そうとしてくれていました。

20分くらいそうやって枝と格闘してくれていたけど、「難しいですよね、もし迷惑でなければ、後日風のない日に再度様子を見にきますー」とも言ってみたけど、シカト。

息子は「お腹すいたー」と言い始めるし、娘も同じ様子で泣きっぱなしだし、このままどうなってしまうのかしら・・・と途方に暮れていたら、いきなりおじいさんが、「お母さん、走れー!!!」と叫んで、私は抱っこしていた娘をどうしようか一瞬迷ったけど、とりあえず下ろしてめちゃくちゃ走りました!

なんと枝に絡まっていた凧が、棒一本で枝を揺らし続けてくれたおかげで枝から外れ、また飛ばされていく瞬間だったのです!私は必死で走って、おじいさんの好意を無駄にしてはいけないと思って足が絡まりそうになりながら、スライディング(イメージ)して凧の糸口を止めることができ、無事に凧を救出することができたのです!

なんだか感動してしまって、その時も振り向くと息子は呆然、娘はおじいさんに抱きかかえられてギャン泣き、原っぱにいた一家族もなんか拍手してくれていて、「やったぜ!」感が半端ない瞬間でした。

無理でしょ、もう諦めようよ、と思いながら木の下からおじいさんを見ていた自分が恥ずかしくて、感謝の気持ちでいっぱいで、なんて素敵なおじいさんなんだろうと息子と感動を分かち合いながら帰途に着きました。

何でもすぐに諦めずに、根気よくやり続けることで開けることもある、という原則を再び思い起こされたような、そんな出来事で、とても晴れ晴れしたきもちです。

 

年明け早々、おじいさんの親切心に心を洗われました。あのおじいさんには感謝の気持ちでいっぱい。

 

 

とーっても長くなりましたが、今年もどうぞよろしくお願いいたします!

今年はもっともっと子育てを楽しみながら、仕事もコツコツ、何事も諦めずに前進していきます!

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税理士としてはまだまだ若手です。
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